春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる
清少納言「 枕草子 」
大麻は日本では違法とされていますが、海外では合法の国もあります 大麻というと、日本では長らく薬物として扱ってきたため、危険なイメージを持つ方が大半だと思います。 ですが、海外に目を向けると、世界各国で大麻の合法化が進んでおり、嗜好・医療目的で合法化する国や州の数は、月単位で増え続けています。 大麻合法化の流れは今や世界的な潮流となり、大麻産業は今後大きなビジネス市場に成長するとして注目されています。
医療用・嗜好用・栽培 アメリカでは首都ワシントンD.C.を始め10州で嗜好用大麻が解禁されており、他の州も合法化の是非を巡って議論や投票が行われています。 これらの州では一般的に「ディスペンサリー(大麻専用薬局)」で大麻を購入可能で、ほとんどの合法州では1オンス(約28グラム)までの所持が可能です。 栽培に関しては州によって異なり、オレゴン州では4本までの自宅栽培が可能ですが、ワシントン州では医療目的以外の栽培を禁止しています。
医療用・嗜好用・栽培 スペインでは大麻種子が合法で、個人で栽培した大麻の使用も認めています。 同国で大麻種子が合法化された理由として、様々な科学研究によって大麻に病気治癒の効果があると認められたためです。 合法化により、大麻の個人使用や栽培が認められた他、「大麻クラブ」が設置され、同クラブの会員になることで所持と販売が可能です。
嗜好用・栽培 欧州でも大麻合法化は進んでおり、チェコでは少量の個人使用が認められています。 同国では市民の自由尊重をモットーに、大麻に関しても「自由放任」の方針を取っています。 法律では大麻は非合法扱いです。最大で20本の大麻煙草(ジョイント)の所持、および5株までの栽培が可能です。
医療用・嗜好用・栽培
大麻は様々な疾患に有効であることが研究で明らかになっており、末期がんの患者の痛み止め、多発性硬化症、てんかん、アルツハイマー、エイズ、うつ病などの様々な病気に対して緩和効果があります。
医療大麻の話題で欠かせないのが、中東のイスラエルです。同国の大麻研究の歴史は米国よりも長く、1963年から着手しています。 大麻に含まれる成分(カンナビノイド)のうち、酩酊効果をもたらす「THC(テトラヒドロカンナビノール)」と、健康増進効果のある「CBD(カンナビジオール)」の存在を世界で初めて突き止めています。 このため、医療大麻も1970年代と早い段階から使用しており、医療大麻の使用率は米国や欧州を抜いて世界一と言われています。 おもにエイズ患者や、がん治療の痛み止めなどに処方されており、同国は今後大麻産業で世界をリードする可能性があります。
オセアニアでは、オーストラリアが既に医療大麻を全国規模で合法化しています。 当初はガン患者の治療や、てんかん患者向けに大麻を提供していましたが、その後の法改正によって適応対象が拡がり、より多くの患者に対して大麻使用を認めています。
隣国の韓国でも医療大麻が合法化され、東アジアでは初となります。 韓国は麻薬に関して罰則が最も厳しい国の一つで、合法国で大麻を使用した場合でも逮捕、起訴の対象になります。 このため同国での医療大麻合法化は大きな話題になり、てんかんなどの重病患者に対して大麻の処方が合法的に行われます。
あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波
家庭菜園での薬用植物栽培に参加しませんか? 「All-In 購入型クラウドファンディング」でのワイルドレタス栽培プロジェクトです。Grow your own medicine. 購入型という名の通り、金銭的な見返りがリターンとなることはありませんが、支援者は起案者がリターンとして設定した商品やグッズ、サービス等を購入するような感覚で支援することができます。
このウェブサイトはわずかな気力、つたない英語力、少しのITスキルをふりしぼり、妄想的な発想を元に私たち自身のイーハトーヴォを仮想現実として表現しています。